ブランド最小コンパクト3つ折り財布を目指して挑戦した結果

コンパクトウォレット

ドクターストーンというアニメ知っていますか?
科学で石化された世界を救っていくみたいな感じなんですが、久しぶりに楽しいの見つけた感じです。
(まだ序盤すぎて実際は違う方向にいくかもしれませんが・・・w)

えげつないものを見過ぎて、少年の心を失ってしまったのか、
少年ジャンプ系は最近あまりはまれなかったのですが、これは大人にもいい感じです。

まだこの世がジャングルで何にもなかった時代から
今というテクノロジー文明が存在するわけですが、
あらためて考えると目の前にあるすべてのものが奇跡に思えてきます。

こうしてブログを書いていることだって。

革の世界だって、たくさんの人が日々アイデアを出しながら
お互い刺激を受け与え、進化してきたわけです。

そんな感じで人間の文明もいくところまでいくのでしょうが、
何年か前くらいに、普通に生きる上ではもう十分満たされてしまっているような気がします。
便利に便利を重ねて、短縮に短縮させて、どれほどまでに人は余分に生きたいのだろう。

でもドクターストーンをみると思うのです。
私の中の科学を生きた証として吐き出したいと。

例えば、お財布。

お財布には条件があって、決まったサイズのお札、小銭、カードをいれなければならない。
このルールのもとに科学を実行しなければならないのです。

そしてたくさんの革職人やレザーブランドが挑む小さいコンパクト財布。

当ブランドの小さい財布の位置づけはこのシーグラスウォレットだった。
The Seaglass Wallet

小さいというほど小さくはないかな。
でもこの独特の柔らかいフォルムは未だに好きだ。

そして薄いをテーマに制作したお財布がヤイバウォレットだった。
The Yaiba Wallet

カード入れを薄く仕上げることでスタイリッシュにしたモデルだ。
そしてなんといっても革留めホックが唯一無二のお財布。
薄さとデザイン性で新たなものをつくったと自負していた。

それからしばらくして、たくさんの小さいお財布が世に出回った。
一番の小ささを求めるとやはり3つ折りという構造になる。

条件はさらに増えた。
お札、小銭、カード、そして3つ折り。

さらに自分なりの好みとしての条件を追加した。

・レジ側からお札を見られにくい。
・小銭が見やすい、取り出しやすい。
・カードが5枚以上入る。
・他にないデザイン。

これだけ条件を出すと、まあさすがにアイデアは簡単にでない。。

世の中のアイデアを知ればしるほど、余計でない。。(パクらないようにしなければならないから。。)
出尽くしてしまっているのではないだろうかというくらい、
条件をあれやこれやしていくと、大体同じカタチになってしまう。。

そんなこんなでいろんなアイデアは出したが、何個ボツになったであろうか。
でも諦めずに日々考えてました。

なんか解けなかったパズルがふっと解けてしまう日がきたのです。
まさにこの瞬間が「私の科学」なんだと思います。

長くなってしまいましたが、そんなこんなでできたお財布を本日リリースしました。

コンパクトウォレット

商品名は『The Air wallet』です。
まるでエアーのような存在感という感じです。

仕様詳細の動画を制作しました。
ちなみに音楽はちょうど仕上がった『Airsong』という曲の歌なしVerを使ってみました。

どうでしたか?
『Airsong』
じゃなくて、『The Air Wallet』
なかなか「科学」してましたか!?

ちなみに『Airsong』も気になっちゃったかたは
是非、歌ありVerも聴いてください。

音楽はSIVKI(しぶき)という名で活動しています。
こちらはマイペースでやっていますが、
是非、興味があったらチャンネル登録してくれると励みになります。。

ラウンドファスナーはしぶき色でデザインしました。
科学とはまた違った、ルールに縛られない「衝動」でつくる作品もまた好きです。

これらのお財布はオンラインショップにて