当ブランドは「世界にひとつ」という魅力を掲げるブランド。
「手作業だからひとつひとつ違う」などという意味ではなく、
すべての色合いや風合いが違うということです。
主に世界にひとつの表現には染色を施すことが多いです。
世界にひとつを維持するためには、過去と同じものをつくらないというのが大事です。
つくらないというよりも、つくれない、といったほうが正しいかもしれません。
混ぜ込んだ絵の具をさらに混ぜ込んでつくった色で描く絵のように、
再現性がないようなアナログの世界なんです。
そして「モノとの出会いも一期一会」
世界限定100個とかいうレベルではありません。
良くも悪くも「世界にひとつ」なんです。
手に入れる喜び。
手に入らないむずがゆさ。
だからこそワクワクできるのです。
やっと出会えたモノ。
なんとなく手に入れたものより、きっと大切にしてくれる。
そんな想いもあります。
誰でも良いわけじゃない。
愛をもって使ってくださるかたがいい。
養子に出す生みの親のような感覚なんです。
大切な人と出会うのと同じ感覚で、グッとくる革製品に出会うのも一期一会。
そんなモノとの出会いを大切に楽しんでいただきたい。
「グッとくる革製品はひとそれぞれ。」
以前に、なかなか良い出来栄えだったのですが、意外にもずっと売れ残っていたものがありました。
リリースからだいぶ経過して、ある人が購入してくださったのですが、そのかたが言うには、ずっーとチェックしてくれていたようです。
きっとその人のために売れ残っていたんだと思いました。
実はこういうことが過去にも結構ありました。
いや~不思議だなぁと感じます。
そんな体験から生まれた言葉が「モノとの出会いも一期一会」でした。
産み落とした作品ひとつひとつにきっと赤い糸がついているのだと。
あなたと縁があるものはきっとあるはず。
逆にうまく手に入らなかったものは縁がなかったのかもしれません。。
別のものにきっと縁があるはず。
よく「このSNSにアップされている商品リリースしたら教えてください」とお声をいただきます。
お伝えしたいのは山々なんですが、個別にご連絡はしておりません。
なぜなら皆さんに平等であってほしいと思っています。
ただ平等といえども、当ブランドを愛してくださるかたは多少有利になっています。
人生でもあると思います。
例えば大好きになった人に振り向いてもらうにはどうするか?
そうです、ときには「個人の努力」も必要なんです。
当ブランドでいう「努力」=「商品リリース情報」をいち早くゲットするということだと思います。
一応リリースまでの流れをご説明すると、
制作→完成→SNSでアップ→月1度まとめてリリース
リリース情報は各SNSで発信しますが、一番早いのはメルマガとLINEです。
是非、誰にも渡したくない子が現れたら、登録してゲットしてくださいね。
秒で売れてしまうものもあるので、是非登録していただくと嬉しいです。
上からものをいうような表現になってしまいましたが、
あくまで私は上からでも下からでも横からでもなく
同じ高さの目の前にいたいと思っています。
ということで今月も「世界にひとつ」の制作に励みました。
ご紹介させてくださいませ。
プルアップレザーやブライドルレザー、ワックスレザー、どれもイタリアの上質レザーで仕上げました。
グレーのプルアップレザー。
少しソフトな手触りの良い革です。
ワイルドなトラ目が良い感じに出ています。
ファスナーの持ち手のこだわり。
とどけ~。(笑)
真鍮ゴールド染色を施した、真鍮丸財布です。
派手なゴールドと違ってすごくシックでおしゃれなんです。
プルアップレザーで仕立てました。
このお財布の土台はほぼ一枚の革を仕立ててつくる風変りな型紙設計なのですが、
革の柔軟性と折曲がった際のプルアップ加減が、ものすごくマッチしました。
今回のヤイバウォレットはカード入れ部分に新機能と取り入れ、ボディも少し小さくなりました。
ハリーポッター好きなら気づく、ハリポタカラーw
新機能、スライドするまとめ入れカードケース。
その詳細を動画にてアップしました。
驚きの衝撃映像、ご覧くださいね。
芸術的な染色を施したアイテムたち。
再現不可能な尖ったやつらです。
柿の季節なので、巾着型の干し柿コインケースも制作しました。
コインケースだけじゃなく、何入れても良いですよ。
革がほぼ形状記憶していくので、開け閉めも難しくありませんよ。
人気のバトンロールペンケース。
使うほどにロール加減が磨かれていくと思います。
育てる楽しさを味わってくださいね。
マカロンにもありそうなおいしそうなパステルな色合いになりました。
こちらは回転式爪楊枝ケースです。
ショップにて並べました。
ご覧くださいね。
■KING OF LEATHER Online Store
https://kingofleather.jp/special/