遂に本日新作長財布がリリースされました!
今までのものとはまた違ったユーモア満点のつくりとなっています。
今回制作した長財布の意向として、以前ブログでもご紹介しましたが、
革のみですべてを表現する財布を目指しました。
デザインとアイデアと構造がうまくかみ合わず、
何度も何度もつくってはふりだしに戻される日々。
前回試作をブログで発表してからもいくつか問題が発生し、
またもやふりだしに戻されていました。
制作してみないとわからない、また使用してみないとわからない
革造形の奥深い難しさを本作品で痛感しました。
正直どうしてもうまくいかず諦めかけたとき、
ふと思いついたアイデアに すべて救われました。
人生、頑張った分、苦労した分、評価されるとは思っていませんが、
そういう思いは自分だけは全部知っている。
自分という人間をまっとうできる手段のような気がします。
やっとリリースすることができて、本当に嬉しく思います。
今回の注目していただきたい点は革留めです。
財布本体が開かないように留める仕組みにかなり頭を悩ませました。
しかもただ留まれば良いというわけではなく、
デザインあってのKING OF LEATHER。
蓋自体がデザインの中心となるように考えたのが非常にしんどい道のりでした。
そして構造。 ものを入れたときの蓋の締りがなんといっても難しい。
そこが最終的な悩みでしたが、ある方法で解決しました。 あえて明かしません。
手に取った方が感じてくれることでしょう。
この長財布の名はThe Peafowl Wallet 動物園でクジャクをみたときに
すでにデザインは思い描いていました。
Perfowlは孔雀という意味です。
エイ革をインレイしたエイジングも非常に楽しみのひとつです。
様々な革をインレイしたり、革カラーを変化させ 七変化する飽きのこないウォレットだと思います。
是非あなたのこだわりを加えた最高級の芸術品を 制作させていただけたらと思います。