1枚の革からほんの僅かしかとれないヌメ革ベルトの話

ヌメ革ベルトブルー

運動会で焼けたKING OF LEATHER宇高です。

雨で一日延期した運動会も無事終わり、やっとほっとしてます。。
なんともうちのが運動会2日前に熱出しまして焦りました。
延期したのが幸い。

雨を味方につけた娘はかなり強運の持ち主。
以前、お寺の御上人様が手相と名前をみて、なにやら「素晴らしい」と言っていました。
でも熱を出す時点でどうかと思うのですが(笑)

さて本日はこれ。

ヌメ革ベルトブルー

ヌメ革ベルトです。
ブルーに染めた昭南皮革のベンズベルト。

実はヌメ革のベルトって非常に貴重なんです。
牛の場合、背中を半分に裁断した状態(半裁)という大きさで仕入れるのが一般的です。
この半裁から全部ベルトにできればそこそこ本数とれますが、
本来耐久性を考慮すると、ベルトに使用できるのは背中に近い部分だけなんです。
大した本数になりません。

牛の側面からお腹にかけてはベルト状にとると伸びてしまいます。
ですが、お腹はないとしても側面あたりならベルトになっている製品は意外と巷ではよく目にします。
まあプロの目で見れば一発でわかります。

こういうものは使っていくと差が出ていくことでしょう。
5~6ミリ厚みがあればそこそこ大丈夫かと思いますが、それでも繊維の方向に切り出したベルトには勝てません。

ですので裏をつけない切りっぱなしのヌメ革ベルトは本当に貴重なのですね。
もちろん当ブランドではこの貴重な部分のみを使用しています。

安価なものでも高価なものでも、そこには理由があると思います。
ネームバリューとかで高価なものはまったくもって興味がありませんが・・。
自分のスタイルのどこに価値をおくかという部分でもありますね。

安いベルトって穴や金具の部分からすぐに壊れます。
私が毎日使用しているブライドルレザーのベルトは2年使用してもまったく平気です。

例えば・・・

A 寝心地いまいちの1万円のマットレスを買う→毎年同じものを買い替える。
B 寝心地最高の5万円のマットレスを買う。

AもBも5年後の出費は5万円。
だけど、明らかに違うことがある。

「毎日がハッピーかハッピーじゃないか」だ。

もちろん「高いもの=良いもの」ではないので、商品を見極める目と知識は必要だと思う。
なるべく良いものを買って永く使用することが「毎日ハッピー」でいられる秘訣なんだろう。
どんなものでも同じ。

ヌメ革ベルトターコイズ

これが本物のヌメ革ベルト。
イタリアのこだわり真鍮金具です。

ベルトループキーホルダー

このベルトに通してカギをつけることができるベルトループキーホルダーもセットでどうぞ。
私は車のカギをつけて歩いてます。

強度に優れたブライドルレザーベルト販売ページよりヌメ革ベルトもご注文可能です。
お好きなカラー染色料金込みでブライドルレザーベルトと同料金で制作可能です。

お互い良いものを探しましょう!

ということで今現在、私も本当に良いマットレスを探している最中(笑)

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