革の帽子はブリムが命

帽子型紙制作

帽子が大好きKING OF LEATHER宇高です。

私、帽子が大好きなんです。
基本、暇さえあれば帽子被っています。
決してハゲているわけではありません。
逆にハゲるかもしれません。。

とにかく帽子が好きなので、先日もなんとなく帽子屋さんへ。
そこで出会ったのが、ポークパイハットです。
その名の通りポークパイの形をした帽子なんですが、
それが結構似合うじゃな~い。
でも、若干サイズ感が合わない。

そうなれば制作するしかないですね。
最近ミシンを調整、カスタマイズしたので、その動作確認も踏まえ制作してみることにしました。

実は帽子の制作は以前もやったことがあります。
その時、型紙から制作するのってどうやるの?というところから始まりました。
服や帽子って型紙があってつくるのはできても、自分のデザインから型紙をおこすのは結構難易度高いです。

そこで探した結果「あなただけの帽子をつくる本」という日本で唯一、型紙の作り方を紹介している本の存在を知りました。
ただ、この本、すでに中古しかなく、しかも販売価格が14000円~30000円もするプレミア本なのです。

難しい内容なのか評判も分かれます。
中身をみないで買うのはさすがにできなくて、どうしたかというと、図書館を探しました。
そしたらありましたよ。
もちろんそんなコアな本、誰も借りていませんので、私が独占。
さっそく借りてきて気になるところをメモって保管。
なかなか難しいですが、良い本です。
噂では帽子をデザインするアパレル業者でさえ、基本形をアレンジするだけで、
ゼロから制作することは知らないほうが一般的らしいのです。

ただこの本の仕組みさえわかればある程度できます。
あとは靴や帽子はサイズ感ですね。
こればかりはつくってみないとわからない。

ということで制作開始です。

まずは型紙制作。
自分の頭のサイズを測ったり、デザインを考えたり、帽子の高さ、ブリムの傾斜、長さなどなかなか大変です。

帽子型紙制作

そしていざ本番、エイジングの王様ミネルバボックスレザーで制作です。
どうせ日々被るなら育てたいですからね。

レザーに穴をあけて模様を施すブローグといわれる技法もチャレンジ。
靴の装飾が有名です。
本来、粗末な靴に水はけをよくするために穴を空けたのが始まりらしい。

ということでここからは4コマ漫画で(笑)

帽子制作

さらにウォッシュ加工を施したら、クレイジーケンバンド風になりました(笑)

ミネルバボックスポークパイハット

ほなさいなら。

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