パッチワークの世界。
たったそれだけでは捨ててしまうような端切れ。
かっこいいやつ、かわいいやつ、地味なやつ、変わったやつ。
でもひとつだけでは大したもんでもない。
なのに糸で結ばれると、美しさを放つ。
今の世の中は離れ離れ。
せめて心はパッチワークのように。
きっとヒカリが見えてくる。
そんなヒカリがないと輝かない、シルバー財布だって。
ペン売り場の試し書きの用紙。
いろんな人にいろんなペンで試された姿に愛着を覚えた。
そんな傷つきながら世界を支える人やモノに、敬意を表してデザインした財布。
書きやすさとか言ってられるのは、紙があるから。
この世には白黒はっきりしないことが多々あると思う。
時にはグレーなものも。
白黒はっきりしない人は優柔不断といわれてみたり。
人を見るときは悪いところを良い風にみればいい。
だって私には「平和主義」にみえるし。
今の世の中は極端な意見が取り沙汰されるけど、
そんなにすべては簡単じゃない。
このクラッチバッグのように。
私はコーヒーが好きで、一日に3杯は必ず飲む。
コーヒーを飲むささやかだけどゆったりした時間を大切にできるような人生を送りたいのです。
自分のためも良いけど、誰かのために持つティッシュケースも素敵だと思います。
そんな世の中になればいいな。
宇宙にのみ存在する素材でつくったかのような名刺入れ。
古代遺跡で発掘されたかのような名刺入れ。
今こそ想像と知恵が必要なとき。
ゼルダの伝説のような人生。
FF7のような人生。
冒険のような日常。
自転車通学が始まる娘のために、キーホルダーを制作。
娘が描いたキャラを私が革に転写。
問題は3年間好みが変わらないかだ。
状況はいくらでも変わる。
だから今さら恐れるな。
長い歴史を順応して生き残ってきた人間を侮るなかれ。
練習のため、通学路を娘の自転車にあわせ、私はジョギングでついてゆく。
なかなか勾配が激しい。
行きはよいよい、帰りはかなりしんどい。
普段車では気づかないけど、この辺り結構な勾配なんだなと・・・。
誰かの身になって考えられる人はたくさんいる。
でも自らがそれを体験しない限り、やはり想像の域を出ないことも大いにある。
パッチワークの世界。
大きさを揃え、厚みを整え、丁寧に配列し、まっすぐに繋いでいく。
時には糸調子に悩まされ、針が不機嫌になり、腰痛に襲われ、
実は誰もが思っている以上の集中力と根気が必要だったりする。
どんな世界もそんなに浅くはないと思うと、すべては簡単じゃないことに気づく。
一言二言でどうにかなることじゃないということ。
でも黙っていなくてもいい。
せっかくなら少しでも気が利く言葉を前に向けて発すればいい。
そしたら非日常が我慢ではなくて、そこから冒険にかわる。
たくさんの仲間を引っ提げてコロナを倒しにいこうぜ!(集まったらダメよ)