ターコイズ染色長財布

ターコイズウォレット

ウイスキーを卒業して日本酒に入学したKING OF LEATHER宇高です。
年齢というものは不思議です。
昔多摩川で友達2人と一升瓶をラッパ飲みして語り合った青春。
次の日に楽しみにしていたシアターブルックのライブも二日酔いで断念した苦い記憶。
そのときの日本酒が忘れられなくて、それ以来もっぱらビールと焼酎派へ。

数年後、焼酎で悪酔いし、案の定嫌な記憶がこびりついて
それ以来、ビールとウイスキー派に。

そしてウイスキーで悪酔いし、ビールとワイン派に。

最近はビールしか飲まなくなった・・・。

でもなんか突然日本酒が飲みたくなったんです。
親父のビールをちょっとだけなめて、この苦い液体には一生縁がないだろう、と思った若かりし頃。
人間って変わっていくんだなとつくづく思いました。

親父がこんなんだから、最近は子どもにも強く言えないというか言いませんね。
だって若さゆえに気づけないことがある。

私の舌はどんどん変化していったけど、きっとおいしいお酒は昔から変わることなくあったはず。

私の革ブランドもそんなお酒のような存在でありたいと思う今日この頃であった。

さて風船型がかわいい手鏡をつくりました。

レザー手鏡ミラー

カフェオレ染色、マーブル染色ときておぼろ太陽です。
なかなか良い色合いがでました。

くるっと回して鼻毛をチェック。
くるっと回して青のりをチェック。

100年の恋も冷めないように(笑)
プレゼントにも喜ばれることだと思います。

なんだかお財布をつくりたい欲求に駆られたので、
ここ最近お財布制作に没頭しておりました。

まずは金銀銅でデザイン染色したヤイバウォレットです。
収納力は若干落ちますが、スタイリッシュに携帯できるお財布です。

こちらは孔雀ウォレットです。
文房具コーナーのペンの試し書きされる紙のような染色加工を施した
なんとも新しいアンティーク加工ウォレット。
この造形とこの色合い、唯一無二の如くです。
カード系の収納力は結構あります。

こちらはナポレオンウォレットのレジェンドモデル。
上品にパワーストーン(トルコ石)が埋め込まれたお財布です。
しかも革染色もターコイズなんです。
危険や邪悪なエネルギーから持ち主を守るとされるターコイズ。
きっと誰かをお守りしてくれると信じています。
札や領収書系の収納力はそこそこあります。

そしてライオンの背中をモチーフにしたライオンズバッグウォレットです。
今回は久しぶりにフルセットで制作しました。
エイ革インレイ、レース編み込み、コンチョ、ウォレットロープがすべてセットです。
ゴールドとシルバーとワインレッドにあえてナチュラル生成とのコントラストがかっこいい。
エイジング後のバランスも楽しめる一品になりました。
収納力はかなりあります。

★ワンポイントアドバイス

ヌメ革のお財布は一見厚く思われるかたが多いと思います。
ただ天然皮革は使っていくにつれ、結構薄くなっていきます。
最初から使いやすいということは、数年後ペラペラになってしまうものも多いです。
狙ってある程度どっしりつくられたものは、だんだんと使いやすくなるんです。

これが革を育てる醍醐味を味わうには必要不可欠な条件なんですね。

いきなりの見た目にだまされないでください。
最初とっつきにくいやつが、あとあと一番気の合うやつになったこと、ありますよね?

未完成の面白さ。

あなたに届いたばかりの商品は未完成なのです。

「使う方が自身によって数年後に完成させるもの」

そんなイメージをもって革製品選びをしていただけると良いと思います。

今回のご紹介したものはショップにリリースしました。

すぐに売れ切れてゲットできない場合もあります。
そんなかたにはリリース情報を受け取れるメルマガ登録がおすすめ。

メルマガについて

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

さてさて今日は番外編。
ここからは過激な内容になりますので、苦手なかたは見るのをお控えください。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

私の住んでいるところは自然がいっぱいのド田舎です。
なので良い面も多々ありますが、悪い面もあります。

その一つに虫が多いというところ。。。

うちの娘は小さいハエでもギャーギャーいいます。

もちろん部屋はそこそこきれいにしているつもりですが、なぜか害虫がでます。
ゴキブリやゲジゲジ、コウモリさらにはアシダカグモまで出たことがあります。
どこから入ってくるやら・・・とまあそれなりに対処してきました。

かなり前になりますが、一度だけアシダカグモという1匹でアパート一棟のゴキブリを食い尽くすといわれるクモがでたときがありました。
クモは益虫といわれているが、ここまででかいとただの怪物です。
良くないと思いましたが、カーテンにいたのが幸いで、裏返してゴキジェットを噴射してベランダに追い出して、結局殺してしまいました。

そうです。ここからが祟りのはじまりです。

安心したのもつかの間、その日以降、ゴキブリが増え、さらにはゴキブリを捕食するゲジゲジも増えてしまうのでした。
結局、アシダカ軍曹は良い仕事をしてくれていたのです。。
ごめんよアシダガ軍曹~~~!!!

そう簡単に軍曹の変わりはいないようで、ゴキブリとゲジゲジのパラダイスとなっていきました。

我慢できなくなり、いろいろ調べたらブラックキャップというゴキブリ退治が良いという情報を耳にしました。
簡単にいうと毒のえさを食べたゴキブリが巣に戻って、糞をしてそのフンを食べて一家心中みたいなやつです。

そんな感じのものは以前から知っていたのですが、毒入りとはいってもゴキブリが好むエサをあちこちに置くのが「やだな~怖いな~」って稲川淳二かのように怖かったんです。。

でも試しに勇気をもって仕掛けたんです。
そしたらなんとその日からゴキブリは見なくなりました。
そしてそしてゴキブリを捕食するゲジゲジも見なくなりました。

一件落着!!
ありがとうブラックキャップ。
なんて感じで一家団欒、幸せな生活を送っていたのです。

ところが先日、洗面所で手を洗って拭こうと思った矢先、タオルになんだかいるではないですか??

「え!????」
「なぜ?」

目を疑いました。

20センチはある巨大ムカデ・・・・・(死)

まるでリアルなおもちゃのよう。
最近流行りのドッキリでしょ?
いや本当に子どものいたずらかと思いました。

こいつだけは無縁だと思っていました。
だって私の家3階ですよ・・・。
しかもでかすぎ。
グロテスク過ぎてホラー映画をみているかのよう・・・

とにかく放心状態で家族に報告!!!

娘には見るなと18禁のホラー映画状態・・・

ムカデ指揮官と初対面した、普段はゲジゲジで悲鳴を上げる妻がやけに冷静なんです。。。

「人はある次元をこえると逆に冷静になることがわかった。」

妻は何を思ったか、割りばしをもってきて、これで挟んでつまみ出すと意気込んでる。

「人はある次元をこえると発想がおかしくなることがわかった。」

授業参観で先生にさされるのとはわけが違う。
ムカデに刺されたらシャレにならない。

とにかく長年愛用してきたゴキブリ退治用のゴキジェットスプレーならきくかもしれない。
ただ待てよ、効果がなかったらやつは怒ってこちらにむかって攻撃してくるかもしれない。
想像するだけで虫唾が走る。

でも俺はあのときやるしかなかった。(サスペンス映画かっ)

スプレー缶をまるでピストルの引き金を引くかのように。
やつに向かって全部噴射しきる勢いでぶちまける。

その瞬間、なんとムカデは・・・

果たしてこの死闘の行方は!!
後半は次回のメルマガに続く

メルマガについて

革以外の情報満載!!是非ご登録を(爆)