いきなりですが、来た道を間違っていると気づいたらどうしますか?
人生とかそんな大それたことをいっているんじゃありません。。
ただ単純に来た道です。
いろんな答えがあるとは思いますが、私の回答は
「来た道以外」です。
迷ってしまってもちろん余計に時間を要することもあるでしょう。
自分を責めて、他人のせいにして、戻ることすら諦めて。
そんなことになるくらいなら、来た道以外を選ぶのです。
指をなめて風を感じて、「来た道以外」をいけばいいさ。
「道を間違って失敗したことを受け入れて素直に戻れ」って聞こえてきそうだけど、
そこなんです。
失敗したことなんて受け入れなければ、失敗ではないままなんです。
すべての事象に当てはまるものではないですが、これがいわゆるアートってやつです。
「世間的な失敗なんか、あたいにとっては、ただの表現のひとつに過ぎない。」byキングオブレザー
ということで今回はアートなもの多数です。
全部成功したやつです(爆)
まずはこちら。
一枚革でできたコインケース。
三者三様の素敵な仕上がりになりました。
遊び心どころか、完全に遊びました。
裏カメデザインやハンサイくんに注目です!
こちらは人気のサコッシュです。
今回はスポットで仕入れたKUDUという革で仕立てました。
アフリカに生息するクーズーという野生の動物の革なんです。
あまり製品で目にするのも少ないことと思います。
外見は傷だらけなのに、内側の手触りはむしろ逆で
しっとりモチモチあかちゃんのような優しい感触なんです。
閑静な住宅で感性に赴くままに完成したバッグ。
歓声をください。(←うるせい)
こちらはピックケースです。
気付けば在庫切れになっているなかなか人気の品です。
ポルシェ風と隠れハンサイとギターデザインです。
次はブライドルレザーのようなボディバッグです。
本来のブライドルレザーは馬具用の革のために開発された革なので、板のように硬い革です。
小物には良いのですが、ボディバッグのような身体に馴染んでほしい形状にはあまりうまく合いません。
でもブライドルレザーのあの革表面に浮き出た白いブルームがたまりません。
そんなブライドルレザーの風貌を堪能したいと私も使ったことがあります。
ただこのブルームは使用とともに、だんだん落ちていってしまいます。。
拭けばすぐにでも落とせるくらいのものです。
蠟引きされた革などであっても基本はすべて落ちていってしまいます。
まるでそれは、一皮むけて普通になってしまった天才たち・・・。
そんな中ふと思ったのでした。
落ちないブルームを表現すればいいじゃん。(お!天才!)
って感じで誕生したバッグです。
こちらはビンテージ感と芸術性を兼ね備えたやつ。(狩野英孝のうたじゃありません)
細部まで拘りました。
渋くて良い表情に仕上がったと思います。
これにリアルな艶が加われば非常にかっこいいことでしょう。
大きな一枚の革を折りたたみながらシーグラスの丸みを表現した、困難な設計を乗り越え誕生したお財布なんです。
暗くよどんだネイビーにサーモンピンクの空が透けてみえるようなドラマティックな風貌になりました。
シックなバイオレットシルバーカラーの箱ティッシュを持ち運ぶためのティッシュカバーです。
開くとハンサイくんもちゃっかりいます。
シルバーブルーとナチュラル生成のミニ財布です。
現行品の中では当ブランド最小サイズのお財布です。
いつもはドイツホック仕様となっていますが、
もう少しワイルドに活用できるモデルもあっていいかもということで
ジャンパーホックモデルを制作しました。
なぜジャンパーホックがワイルドかというと、洋服のポケットに入れたりする際に収まりがいいのです。
ドイツホックはおしゃれな反面、ポケットなどに入れるとちょっと突起形状が気になります。
ハマる人がいれば嬉しいですね。
最後はシルバーとホワイトアンティークです。
2つともそれぞれ雰囲気をもった表情に仕上がりました。
どちらも男女問わない色合いだと思います!
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