成田 悠輔は、日本の経済学者。
丸と四角のレンズのメガネをつけている人でお馴染み。
「はいはい、あの人ね、四角と三角のメガネの人!!」
四角と三角のメガネを想像してみてほしい。
もはやそれは、路上の大道芸人がドンキホーテで買ったパーティーグッツである。
そんなド直球の勘違いを出会った当時から変わらず繰り返してきたのは、私の妻。
そんな妻をどんなに眠くても一言で起こすことができる奇跡の文言がある。
「朝マックいかない?」
ソーセージエッグマフィンが大好物なのである。
長い間変わらないでいてくれるもの。
変わらないふるさと。
変わらない友。
そんなものに愛おしさを感じる。
ソーセージエッグマフィンがなくなってしまったら、
妻を容易には起こせなくなるから。
ソーセージエッグマフィンを生んでくれ、それを提供し続けてくれている人達に感謝。
私も革業界のソーセージエッグマフィンになりたい。
以上
みたいなメルマガやってます。
https://kingofleather.jp/mailmagazine.html
プロローグはここまで
あのですね。
私もソーセージエッグマフィンつくりました。
こちらはママゴトでつくった卵とベーコン。
エピローグおわり
こんなこと言ってる場合じゃなかった・・・、今回は新商品があるのです。。
ジャーん!
ハンサイくんファンにはたまらない。
ハンサイくんグッツ第2弾、ポーチです!
Hansaikun Pouch
一発目のリリースに使用した革はアフリカのワイルドレザーKUDU(クーズー)です。
アフリカのサバンナでブイブイいわせてた頃の傷が全身についた、非常にレアでかっこいい革です。
あまり流通量も少ない革なので、スポットで使用しています。
新ジャンル『ワイルドかわいい』をテーマにしてつくってみました。
傷だらけなのに、しっとり赤ちゃんの肌みたいなウブななめなかさが素敵すぎます。
『豚肉を食うなら豚革も使え』でお馴染みのピックスキンも内装で使っています。
なるべく内装も革にしたい理由は、今度記事にしますね。
ファスナーがさりげなく隠れる仕様にしました。
この仕様にするため、ここだけ手縫いという大手では真似できない面倒なつくり!に拘りました。
ドラえもんも次世代のポケットとして欲しがっているかもしれないポーチ。
「かわいいけど高級素材」
この意外性で男性が持っても女性が食いつくはず!?(ギャップ萌えを狙え)
ごつい人こそ、持っていただきたい。(一度は食べていただきたい風に言うな)
「ハンサイくんはいいけど、キーホルダーすらないのにポーチまで先につくっちゃった、こいつ」って思ったそこのあなた!
ズド~~~ん!!
Hansaikun Keyring
ハンサイくんポーチから湧き出るばかりのハンサイくんキーリング!(きもい言い方すな)
家族全員の鍵につけてやった。
妻も言おうとしていた。気がする。
ハンドリングが増したと。
料亭キング開店
「おしぼりをどうぞ」
料亭キング 閉店
おしぼりじゃないバトンだって!
「世代を繋ぐ革製品」とかなんとか言って、かっこいいこと販売してるんだからさ。
頼むよー、おしぼりみたいとか、いう人。
営業妨害だよw
イタリアのVirgilio Conceria Artigiana社がつくっている
MSRGOT(マルゴー)という革が好きでよく使用しています。
今回はこちらのコバルトカラーのマルゴーで仕立てたB5ノートカバー。
透き通るネイビーってすごいですよね。
なかなか出せる色合いじゃありません。
着せ替えウォレットとして大好評のお財布。
そのマルゴーのスクラッチ加工に加え、ワックスをふんだんに入れこんだ独創的な革が日本に入ってきたとのことで、使用してみました。
一言でいうと「幻想的でなまめかしいです。」(二言いっちゃってるじゃ~ん・・)
世界には私自身が表現できない色合いや素材はたくさんあります。
そういった革も少しづつご紹介できたらと思います。
たぶんメガネケースにも合うだろうということで、仕立ててみました。
サイドの革は染色でビンテージ感を表現しています。
この組み合わせで生まれる新しい表現が私の楽しみです。
既存の革を使っても『世界にひとつ』を大切に。
既存の革を使うと、一気に染色欲が吹きあがります!!
こういった絵画のようなものは当ブランドでは『革画家シリーズ』としています。
また新たな革画家カードケースができました。
持ち歩くアート。
使用するアート。
アートでアッと驚きを。
・・・あと
アート引越センターのお兄さんも欲しがっているかもしれない。
当ブランドのものづくりは毎度夏休みの工作と自由研究です。
例えばこちらは鉄を熱したあの感じを革財布にしました。
触ったら火傷しそうでしょ?
ハートを火傷されたかた、買ってください。
そしてこちらもビンテージな仕上がり。
写真だと伝わりづらいですが、絞り加工といって、手でシボやシワ感を起こすということを染色と同時に行った革です。
洗いざらしたこなれ感が滲み出て、風合いがとてもかっこいいです。
自分が消えそうなくらい存在感が半端ないです。
やっと最後です。。
良い革製品ばかりで胃もたれしてきました。。
今回使用した革はイタリアのTempestiを代表するエルバマットレザーを使いました。
マットなレンガ色が渋いなと思い、仕入れた革です。
良い革って原厚もしっかり2mmはあるし、特にこの革は裏処理がきれいなので、裏地をつけないこのバッグには最高にマッチするんです。
これぞ革らしい素朴なつくり。
めちゃくちゃ傷がつきやすい革なんですが、そこが良いところ。
今度、革の傷と質という記事も書く予定です。
妻に愛され続けてきたソーセージエッグマフィンのような
時代に消されない、革製品を作り続けていきたい、、
と思った次第だが、
だがしかし私は見逃すはずもなかった。
いつからかちょっと小ぶりになったソーセージエッグマフィン・・・