先日お財布のジャンパーホックの開閉がかたくなったとのことで、
修理のご依頼がありました。
お財布にモノを入れ過ぎてしまうとホックに負担がきて
取れてしまったり、変形してしまったりといった故障が多いです。
ただ今回はホックに異常がございませんでした。あれれ??
ですが、開閉が確かにかたい・・・
かたすぎてこれじゃ革に負担が来てしまう。
でも何故かホックはきれいな状態。(こんな状況は経験がない・・)
そこでふと思いました。
そういえばファスナーでも永く使っているとスムーズさがなくなってしまうことがあります。
そんなときは専用のスプレーなども売っていますが、手軽な解決策としてロウソクや蜜蝋をファスナーの金具部分に軽くしごきます。
その後、何度か開け閉めするとあれ不思議、開閉がスムーズになります。
ホックにもこれと同じ裏技が通用するかもと調べてみると、ありました。
やはりネットでも同様のアイデアを紹介しているかたがいました。
やってみると大成功!
私は糸を縫う際の蜜蝋でやりましたが、
100円ショップなどで売っているロウソクでも良いようです。
是非お困りのかたはお試しあれ!
火はつけちゃだめですよ。火をつけないであくまでしごくだけですからね。
さてリリース商品をご紹介です。
片手で出し入れできる最小コンパクトキーケース。
毎度ロゴデザインが変わるうちのアイテムたち。
今回の気分はこんな感じです。
続いてはキレッキレペンケースです。
こちらを使うと頭がキレッキレに冴えるというペンケース。
どちらもイタリアテンペスティ社が鞣したオイルたっぷりしっとり感のある極上レザー。
赤茶の革にはミュージシャン御用達の『五度圏』をモチーフとしたデザインが描かれています。
いたずら書きのようなアンティークラフデザインです。
エイジングと合わさったときに良い感じになるように計算されたようです。(当社比)
こちらはエッグキーケースと名付けただけあって
こうしてみるとおいしそうですね。
お好きな鍵をつけて召し上がってください。
そしてこちらはインスタでホックを外国人に褒められたタバコケース!
「Amazing!!!」
サンキュウしか言えない自分にもどかしさを覚えながら、今日も元気で生きてます。
上から見ると火星の生き物らしいメガネケース。
オブジェにもなる芸術的なメガネケースなんです。
ある程度大き目のサングラスも入ります。
脱いでもすごい!個性的なツートンの回転式カードケース。
アーミーナイフのような開閉をするのでアーミーカードケースといいます。
カードケースと言ってますが、名刺の大きさも入ります。
意外にも厚めのカード10枚くらい入ります。
テンペスティ社のヌバック系ヌメ革。
オイルたっぷりなのに、きれいな発色のバイオレットカラーは
このタンナーの染色の凄さだと感じています。
革も他素材もどんどん値上がってますが、妥協せず良い素材を使っています。
例えばこちらでは最高級エクセラファスナー。
イタリアVirgilio Conceria Artigianaが鞣す独創的な革「マルゴーフォグ」で仕立てました。
スクラッチ加工+ワックス仕上げが組み合わされた、シックでいて味わいのある革です。
内装は栃木ワイルドレザーでイタリアと日本のゴールデンコンビです。
宇宙から地球を見ていたときのような感じ。(見たことないけど)
イタリアンレザーをベースに表現した個性的な色合いが魅力的に仕上がりました。
フラップ通し部分にはスペシャル仕様で「スキモレザー」を使い、存在感を演出!
スキモレザーは漉き模様革とも呼ばれており、型押しした革を幾重にも貼り重ね、水平方向に漉くことによって美しい階調を持たせた革です。 ひとつひとつ革の表情が変わり、同じ革でも同じ表情を持った革はありません。 革の断面が大きく広がり、変幻自在の線模様と相まって革の素晴らしさを遺憾なく表現できます。
コインケース蓋にハンサイくんもいるよ。
ハンサイくんとは、今キングオブレザーブランドがごり押ししているオリジナルゆるキャラである。気が向いたときだけ商品に現れるらしい。
キングオブレザーならではのアンティークなシルバーに染め上げました。
フラップ通し部分には、「カリブ海に繋がっているであろう」、魅惑的な色合いに染め上がりました。
「カリブ海に繋がっているであろう」しゃれたギャグ
ハンサイくんもひょっこりいます。
最後は開発途中のハーフダレスウォレットです。
残念ながらまだ試作品段階なのですが、あと少しでお披露目できそうです。
内装もかなりぶっ飛んでて、他では絶対目にできないキングオブレザーならではのお財布になりそうです。
お楽しみに♪
ショップにてリリースしました~♪
ご縁がありそうなものがあれば是非!!