アンティークやビンテージものが好きなKING OF LEATHER宇高です。
先日、エゴサーチをしていたところ、当ブランドの中古品を買い取ってくれるブランド買取・中古販売専門店を見つけてしまった。
作り手としての本音をいうと、中古でも買い取ってもらえるだけの価値を見出され嬉しいということと、逆に頻繁に売られてたら嫌だなという気持ち。
こちらのお店では商品自体はないみたいでした。(ほっ。。)
買取専門店は欲しても、売る人が現れない、そうなんだろ?そうなんだろ?
それが私にとっては一番最高なんです。
私自身も中古専門店は好きでよく行っては古着など良く買います。
エイジングした革製品なんかも売っていますが、ああいうのを買う人いるのかな?
結構年期入った型崩れしてるやつですよ。
エイジングした中古の革製品。
例えるなら、「ダシが出たあとの昆布」のように、私はそこに醍醐味を感じません。
自分で育てていく中でついた傷や汚れだからこそ味わいと呼べるんだと思います。
血のつながりだけで20歳になった子どもと初めて会ったとしたらどうでしょう?
やはり私としては血がつながってなくとも20年間共にした人に魅力を感じます。(急に重い・・・)
古着なんかだと何度か洗濯されているものだってあります。
でもだからこそ生地の良さがわかってしまうんですね。
新品で一度洗って型崩れしてしまうやつらもいますから。
ある意味中古はヒントつきなんですね。
きっと中古専門店で唯一買われている革製品は、ほぼ使っていないようなブランド品だけでしょうね。
そう思うとエイジングした革製品が一番可哀想なやつらですね。
散々使われては売り飛ばされてしまったわけですから。
でもあなたもやっていません?もっとひどいことを。
散々使ってポイですよポイ。
捨てていません?ゴミ箱に。
なるべく長持ちする革製品と共に生きていきましょう。
あなたが今後も肉を食らいたいならば。
そしてこれだけは言えるでしょう。
「万が一うちの商品が売っていたら、私が買います!」
ということで扱われることは誠に嬉しい限りですが、きっとKING OF LEATHERが中古で出回ることはほぼない、はず!?
このブログを見たからといって、ダメですよ、売ったら、呪われますよ(笑)
ということで、まだまだダシが出る昆布リリースです。
オンラインショップにてリリースしています。