治った花粉症が再発したKING OF LEATHER宇高です。
娘の花粉症の薬を恵んでもらいながら、なんとか乗り切る日々です。
温かいベランダに出てコーヒーをすすりながら、花粉ですすり泣いています。
ここのところの疲れが身体に出てしまって、左半分がおかしいことになっています。
左の指先から、左の足まで、神経痛に襲われています。
それでも革職人は時間給。。
止まっていては食っていけません。。
強い身体が欲しい。。
さてさて、身体が痛くても、わたしには最高の助っ人がいます。
普段着で嫌がりながらも、私の母親にモデルをやってもらいました(笑)
しかもこのバッグの良さをうちの母親が熱弁してくれました。
普段使っている肩提げバッグだと、バッグ紐が肩からずり落ちてしまうらしいです。
なのにこのあずまバッグにおいては、身体の内側に馴染むようにぶら提がるので、落ちてこない。
まるでバッグが吸い付くといっていました。(私の狙い通りだといっておきましょう笑)
バイオレットなのか?ピンクなのか?独特のカラーなんですが、結構どんな洋服にも合わせやすいです。
今回も裏地には玉虫色に光るキュプラを使用しました。
私の住む山梨県でつくられている生地なんです。
ポリエステルとは違い、キュプラは風通しが良い生地なのが良いです。
革製品というのは基本的に洗えません。
裏地の風通しが悪いと革にカビが生えることとなります。
カビの生えた革は最悪です。カビはしつこいですから。
当ブランドは薄めの革を使う袋物系は耐久性のため、こうした厳選した裏地を使っています。
基本的に裏地つきのバッグはあまり制作しないのですが、
そういった裏地の事情(裏事情)を理解して購入いただければ幸いです。
このバッグは江戸時代にデザインされたあずま袋というカタチを進化させたものです。
革業界では革1枚を基本的に牛の背中から半分に切った大きさを半裁という呼び名で扱います。
まさにこのバッグは1枚の型で、半裁丸ごと使ってとるため、
贅沢で革らしさを味わえる一品となっています。
ただ傷をさけることが難しいといった難点もあります。
今回制作したバッグにも傷がありました。
耐久性とデザインのかっこよさを考慮してパッチワークを施しました。
この革は植物タンニン鞣しといって化学薬品などは使用せずに鞣された革です。
化学薬品などを使用して行うクロム鞣しといった、傷が少ないきれいな革も世の中には多くありますが、
ある意味このようなクロム鞣しの革は、「革の呼吸が制限されたエイジングをあまりしない革」でもあります。
やはり使う度にエイジングを遂げる革といえば植物タンニン鞣しの革。
私はこのエイジングする革が好きなんです。
傷も多いのですが、こういった処理も施すので、傷も含めて愛してくだされば嬉しいです。
なんでも合うんです。
様々なファッションスタイルによって、雰囲気が変化するバッグですよ♪
未だに根強い人気の丸い財布。
色をかえて定期的につくっています。
今回はシンプルにナチュラルです。
いつからかフラップ部分も丸くなったので、真ん丸ですね。
光るブルーシルバーとワインレッドをかけあわせた個性的な一品です。
たまに革について質問されますので、誤解がないように記載します。
当ブランドの染色に使うヌメ革は基本的に昭南皮革多指ベンズを使用しています。
エイジングするとすぐに脂分が抜けひび割れてしまう安いヌメ革とは違います。
通常よりも長い期間鞣された、最高級の日本製レザーです。
「イタリアの革が多く出回る昨今、私はどちらかといえば日本の革、タンナーを応援していきたい。」
最近発売してから人気のペンケースのニューカラーです。
メガネケースにも使えるという二刀流です。
立体的なつくりなので、他にも用途がありそうなケースですね。
コーヒースリーブとミンティアケースをつくりました。
リフレッシュアイテムとでもいいましょうか。
私の幸せについての条件として、「仕事漬け金持ち」より、「リフレッシュ貧乏」があるのです。
電車の乗り継ぎの間で一気飲みする缶コーヒーもいいですが、
コーヒースリーブを使ってゆったりと生きるのもいいんではないでしょうか。
そして努力が報われないあなた。
毎日少しづつでも変化を感じることが大事なんです。
このミンティアケースとともに。
まあいつも商品の宣伝ちっくにふざけたこと言ってますが、
私は本当にこういう思いで生きるようにしています。
最後にピック型ピックケースです。
今までいろんなカラーで制作してきました。
同じカラーはなかなかありませんってことが売りです。
ミュージシャンには大切な要素ですね。
人と同じってのは嫌いなんです。(私は特に)
プレゼントにも喜ばれると思います。
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