もうすぐ2021年も終わろうとしています。
私にとっては父が他界し、正直精神的に辛い年でした。
そんな中でも一歩一歩前に歩めたのは、まさにあなたのおかげです。
いつも応援くださっているかた、ご注文いただいたかた。
SNSなどで繋がっているすべてのかたに、感謝しています。
「生きている」のではなく「生かされている」
そんな風に強く感じた日々でした。
だから命の終わりは自分で決めるものではない。
やらなくて後悔することはあっても、やって後悔はしない。
「だから毎日大事な人たちのためにクタクタになって生きていたい。」
来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
今年最後の商品リリースです。
2021年最後の挑戦ということで、新たな染色を取り入れました。
その名も「革画家シリーズ」
「使えるアート」をコンセプトに掲げました。
今やデジタルの世界でもデジタル・トランスフォーメーションといわれるデジタル証明書が登場し話題ですが、ご存知ですか?
デジタルの世界でも本物とレプリカを区別できるようになるという仕組みなんです。
今後いろんな業種へ使用される可能性が期待されています。
ただどんなにこういった技術が進歩しても、そもそもデジタルが苦手なことがあります。
それが1点もの。
コピーがきかないもの。
自分もそうだし、妻も子どもも。
ビンテージギターも。
言い換えるとデジタルの世界では味わえないもの。
デジタルの世界で欠けてしまった破片になりたい。
そのために
欲張って生きることをやめた。
たくさんじゃなく、少しでも、あやふやじゃなく、確かに伝えていきたい。
そんな思いをへて、まさに今、ここに「革画家」誕生の瞬間なのである。
立体的なレザーキャンパスに絵を描いていくように。
日々感じる緻密な「感情」を「衝動」で1点にぶつけて描く。
壁に飾り日々見る絵も良いけれど。
革に描かれた絵の良さは、共に連れ歩き、使い、変化を遂げ、アンティークに変わる面白さ。
人生はアート。
傷も匂いも、横の笑顔をみつめるそのまなざしも。
アートは自由だ。
いずれは音の流れる革製品ってのも考えている。
久しぶりにエルバマットのシボレザーが入手できました。
型押しでつくられる独特なシボレザーは日本では取り扱いが少ない革です。
シボの表情はエイ革にも似ていて、とてもシックでかっこいいです。
オイルがたっぷり入りこんでいるため、プルアップの濃淡が良く出ていて
このバッグのデザインにはほんとうに向いていて、表情が豊かに出ています。
取っ手なんかにも遊び心でデザインを入れました。
どこかその辺じゃ手に入らない感は大切にしています。
未来型トラッカーウォレットとでも言っておきましょうか。
チェーンも外れて野良犬化していますが、ウォーキングデッドのダリルのドッグのような重厚さとでも言っておきます。
前回新発売したボロタイも人気で即完売してしまったので、また制作しました。
今回はあえてナチュラル生成のものと、もうひとつはサイケデリック調で。
新年からパスケースを新調なんてのも風をいれかえるのにいいですね。
ロープは取り外し可能で便利です。
美味しい渋柿を干しときました。
しなやかな馬革を使った干し柿です。
一応コインケースとして販売していますが、他の用途にも是非。
クスリ、アクセサリー、ピック、あめちゃん、変換ジャック、細かいやつら全般。
爪楊枝ケース。
上品なものからアートなやつも。
ピック型ピックケース。
毎度、色は被らない。
今後も色は被らないことでしょう。
ミュージシャンなら個性を大切に。
最後はベルトループキーホルダー。
朽ちた素材感を表現しました。
ゴールド、シルバー、レッドの3色です。
ということで2021年最後のリリース達です。
今年もブログをいつも見てくださりありがとうございました!
2022年もまた皆さんに楽しんでいただけるようなことを発信できるようにがんばります。
良いお年を
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