パッチワーカーのKING OF LEATHER宇高です。
皆さん夏休みはいかがお過ごしでしたか?
私は毎年恒例のプールに行ったり、花火に行ったり、実家でバーベキューをしたりと平凡ですが最高な休暇でした。
子どももだいぶ大きくなったので、プールはもうすぐ一緒に行ってくれなくなると思います。
プールだけじゃなく、家族との日々は最優先で楽しむ時期だと思っています。
「これが最後かもしれない」と思って、物事に向かうとより大切に感じます。
大抵のものには寿命があります。
この寿命があるからこそ、人は大切にするのだと思います。
もちろんモノにも寿命があります。
大切に扱うことは寿命に直接影響します。
食用となった肉たちは正しく言えば、寿命を全うしていないのかもしれません。
だからこそ、革の姿となっても大切に使う義務が私にはあります。
小さなものであっても無駄にしたくないという心がいつもそこにはあります。
世の中にはリサイクルレザーというものもあって、
端切れや革のクズを繊維状にして樹脂と混ぜてレザーのようにシート状にしたものもあります。
よく椅子の革部分などに活用されているのを見ます。
リサイクルレザーであっても耐久性や革の風合いなど合皮よりもとても良い感じです。
こういった取り組みは消費者の理解が伴うことで、より広まっていけるのだと思います。
当ブランドとしてもきっちりと革を使いきるアイデアは革を初めた当初から考えていました。
なんとなく考えたものも、「こんなものいらないか・・・」というものばかり。
そんな中でペンシルキャップが当ブランドの一番小さい革製品でした。
しかしこの度、そんな願いが「パッチワーク」という発想のもとで遂に開花しました。
当ブランドの革は色とりどりに染色するため、小さくなった革たちも魅力的なものばかりなんです。
このパーツたちを繋げていくことはなかなか大変な作業ですが、
いろいろな色や素材だからこそ、このパッチワークでしか表現できない魅力というのもあります。
パッチワークの可能性はすごくあります。
どんなに小さくたって繋げていけば、とても大きなものにだってなれる可能性があります。
インテリアのマット関係なども行く行くは制作できたらと思いましたが、
今回はパッチワーク初商品として、お店のレジなんかに使えるキャッシュトレイをつくりました。
もちろんキャッシュトレイでなくてもテーブルに置いてもかわいいと思います。
お菓子、アクセサリーなんでも入ります。
当ブランドのパッチワークの組み合わせに同じものはありません。
すべてが世界に1点の仕上がりになると思います。
是非、日常を色とりどりに飾ってくださいね。
他にもいろいろとリリースしました。
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