ダレスハーフウォレット新発売+私の夏休みの宿題と自由研究

ダレスウォレット

2024年のサマーももうすぐ終わりに近づいて参りました。

今年は久しぶりに花火も現地で堪能し、エネルギーをたくさんいただきました。
花火も進化していますね。
遠くから見るのと違って、現地の生の音は本当に迫力あります。
どんなものもライブには勝てません。
花火師のかた、毎年本当にありがとう!

花火って誰もが無料で見れちゃうんだからすごいイベントですよね。

今の時代、音楽もほとんどが無料で聴けてしまうし、たくさんの動画もあります。
無料で楽しもうと思えば、いくらでもコンテンツはありますね。

気軽に楽しめるこういったデジタルコンテンツというものはたくさんあります。

ただ現地で見る花火もそうだし、音楽でいえば実際に演奏するとかライブに行くとか、
アナログなことって多少腰を上げないとできないことが多いですね。

人生せっかく生まれてきたからには、いろいろな経験をしたい。

気軽さでいえばデジタルですが、ちょっぴり退屈感がでてきたら、やっぱりアナログなんです。

アナログのしんどさの中でしか味わえない喜びや興奮、感動があるんですね。

観葉植物を育てるとかもそうだし、革製品のエイジングを楽しむもそのひとつなんです。

あとは作詞作曲をしたり、弾き語りをしたり。

他人がおいしそうに食べてる動画みても面白くないですよね。

「自分が食べたい!」

とくにクリエイターならば、五感を鈍らせてはいけない。

そしてその衝動たちで世の中は回っているんですから。

ということで2024年の夏の私の衝動により生まれたお財布新発売です!!

その名も「ダレスハーフウォレット」!!

ダレスウォレット

こちらは以前からあるロングバージョンです。

もともとは口金式構造をしたダレスバッグというものからインスピレーションを受けて制作しました。

ダレスウォレットというネーミングも独自のものなので、
一般的にこういったお財布のジャンルがあるわけではないです。

ダレスウォレットで検索してもトップに出てくるはずです。

ダレスウォレット

あるいみゼロからの挑戦だったこのお財布。

長財布バージョンを生み出すときもかなり苦戦を強いられました。

そして今回のハーフウォレットへのチャレンジとなったのですが、
実は何度もアイデアがうまく適応できず、完成できないままでした。

かっこよくても実用的でなければという拘りがあります。

口金を開いたこの小スペースの中で
なるべくごちゃごちゃファスナーなどを使わないで
出し入れしやすいコインケースなどを発案するのは至難の業でした。

そんなとき救ってくれるのは過去の自分。
毎度アイデアを悩みながら生み出してきた足跡。

過去自分で発案してきた他のアイテムの構造からヒントを得て
遂にカタチなり今回誕生させることができました!

まずは動画をつくりましたので、ご覧くだされば嬉しいです。

今回リリースしたものになります。
美しい色合いになりました。

ダレスウォレット

ダレスウォレット

ちょっと画像を使って説明していきますね。

ざっくり入れた感じ。
見やすさ抜群です。

ダレスウォレット

個別カード入れは3スペースご用意。

背面部分にも厚めカード(2枚づつほど)が入ります。

ダレスウォレット

こうした感じでお札も入ります。

ダレスウォレット

お札はこういう入れ方も良いです。

ダレスウォレット

真ん中から右側をみていきましょう。

こちらはぱっと見なんだかわかりませんが、
こちらが今回発案したスライド式コインケースです。

狭く限られたスペースで出し入れがしやすいスペシャル仕様です。
これ思いついたとき、「私、天才!!」と叫びました。
The Change Walletでも採用しているものです。

ダレスウォレット

こんなに狭いのにこんなに開くのです。
手が大きい人でも出し入れがしやすいはず。

狭く限られたスペースならではの構造なんですね。

ダレスウォレット

左右両方に同様のお札兼カード入れがついています。

いろいろな使い勝手が可能です。

ダレスウォレット

外側にもカードが一枚ほど入るようになっています。(入れすぎないでね)

外側なのでタッチ系にも便利かと思います。

ダレスウォレット

お財布すべてに言えますが、あまり入れすぎは禁物です。
故障の原因になりますので。
いらないものをなるべく省いていきましょう。

さて続いて今回のリリース商品のご紹介です。

大人気当ブランドの回転系アトラクション。

こちらはカードケース。

今回はアンティークな雰囲気が多くなりました。

回転式レザーカードケース

回転式レザーカードケース

回転式レザーカードケース

こちらは爪楊枝ケース。

ひとつひとつこだわりの染色です。

爪楊枝ケース

爪楊枝ケース

続いてはアート系ミュージアムアトラクション!!

こちらはブックカバー。

今回は夏休みがテーマの2作品。

個性的ブックカバー

個性的ブックカバー

個性的ブックカバー

こちらはコンパクトウォレット。

アートが止まりません。

個性的ハーフウォレット

個性的ハーフウォレット

こちらはメガネケース。

良い感じの配色トーンになりました。

メガネケース

メガネケース

メガネケース

メガネケース

続いてはキャラクター系アトラクション。

当ブランドキャラクターハンサイくんコースター(初)

「シブカワ」という新しいジャンルのやつ。

ハンサイくんコースター

シックでキュートなパスケース。

テンペスティのつくるバイオレットレザーは本当に美しい。

パスケース

パスケース

夏ラストを飾るのは、私の姉から託された「夏休みの宿題」でした。。

題名「裂けた鉄染めバッグの行方」

完成当時のバッグはこちら。

鉄染めで絶妙なグレーに染まったなんともかっこいいバッグですね。

The Luna Buffalo Bag  鉄媒染色

数年後の様子。
だんだん色合いが変わってきたところを撮影させていただきました。

それからまた数年が経過。

仕事でも大活躍中のバッグとのことだが
雨に濡れたり、様々な環境を乗り越えてきたのだったが、
遂に故障したとのご連絡(宿題)。

お盆期間に預かり、与えられた期間は2日間。

写真でみたときに裏を補強する程度でいけると思っていた。。

預かってみてびっくり。革のオイル成分が抜け落ち、段ボールのような状態に・・・

恐る恐るバッグを裏返して修理スタートと思いきや、似たような箇所がビリビリ破けてきた。。

ひとまずマチ部分と胴部分を分解したところで、その日はくたばってしまう。。

猶予はあと1日。

とにかくどうにか直してあげたい。

このままじゃこのバッグがあまりにも不憫。

いろいろなオイルを使いとにかく革に栄養を与える。

マチの部分を完全に新しいものに変えようと思ったが、
思った以上にオイル成分で回復したので、
エイジングを遂げた美しい革をなるべく使う方向で検討。

とにかく縫い目部分がかなり劣化していたので、左右切り落とし、そこに柔軟性のある革を繋いだ。
まるで太目のパイピングのようなおしゃれなツートンバッグに。

こういう直しかたもいいね。と今後の修理アイデアにプラスされました。

途中唖然としましたが、何事も経験、良い宿題となりました。

オイルメンテももっと詳しく教えました。(私がもっと教育していかねばと痛感×)

ということでなんとかカタチにしたバッグ。
すぐには手に入らない深い味わいがあります。

鉄染めエイジングバッグ

鉄染めエイジングバッグ

鉄染めエイジングバッグ

そして宿題も終わり
私の夏の自由研究は下記にリリースしています。

KING OF LEATHER Online Shop
世界にひとつの革製品販売