山梨にフィフティーズ・ダイナーというお店があります。
お洒落なアメリカンなバーになっていて
店内にあるステージにはバンド演奏ができる機材や照明があります。
お食事やお酒はもちろん見て聴いて楽しむ、演奏して楽しむなど
お酒好きにも音楽好きにもたまらないスペースでしょう。
そんなお店の社長さんのお財布を製作させていただきました。
オールブラックでがっつりと大き目のラウンドファスナーウォレットです。
とにかく大容量というご要望にお応えして
内装に収納をたっぷり設けました。
厚みはラウンドファスナーウォレットの弱点でもあります。
ものが入ったときのことも考えなければなりません。
ファスナーに革を貼り付けて幅を設ければ
ある程度の厚みまで対応できますが、
あまり厚くしてしまうとファスナーに負担がきやすいので、
悩みました。
そんな弱点の厚みを抑えるため、
採用したのは左右に設けたスリット式カード入れです。
設計上、スリット式はかなり厚みを抑えることができます。
これならカード8枚×2箇所で16枚のカードが収納可能な上、
すっきりと収まりました。
エドはるみ風に言うと
「グぅ~」です。
手染めで染色したオールブラックのお財布に仕上がりました。
黒いお財布はお札をゆっくり眠らせることができるので、
さぞお金がたまることでしょう!
これからもがっつり稼いでいただければ幸いです。
そんな社長さんはさらに焼肉屋を2店舗経営しています。
食べたことないホルモン(部位)満載です。
お店の名前がインパクトありありでかっこいいですね。
噛めばかむほど味わい深い肉はやはりホルモンです。
栄養も抜群!
肉好きの行き着くところはホルモンですよ!
食文化というのは国によっても人によっても様々ですが、
「食物は残さずいただく」
本来の「いただきます」という言葉の意味
私はそう思います。
革に携わる私としても牛には本当に感謝の気持ちを
忘れてはいけませんね。