蕎麦がうまい季節がやってきました。
麺類大好きKING OF LEATHER宇高です。
立ち食いそば屋がつぶれるほど、のんびりしている山梨に当工房はあります。
皆さんセカセカ生き過ぎてませんか?
都会とか田舎という違いはありますが、たぶん人それぞれ時間の流れは違うものです。
物を買ってはすぐに売ったり、セカセカセカセカ。。。
もっとじっくり愛して使えるものを皆が持ったなら、世界中の不要物はだいぶ減るはずです。
例えばこれ、溶けるまで使える大きな1枚革のみで仕立てた折り革ウォレット。
ファッション繰り返すもの。
だったら追わなくとも、そのうちまた戻ってくるのですから。
「黙ってこだわり続けたらいつの間にか最先端」
しかも時代はライフスタイルの多様化に加え、実店舗や無店舗と情報も錯綜。
流行りに囚われない人が増えてきている気がする。
そして実は現在は中古市場がにぎわっていたりするようです。
中古って「世界にひとつ」とまではいかないけど、それに近い「物」との出会いを感じることができます。
買う側の想いはなんとなくわかるのだけど、売る側は1,2回使用したあとすぐに売るっていうなんとも悲しいニュース。
インスタグラムなんかで見せびらかして、すぐに売ってしまうとか?
結局買った瞬間が幸せのピークなのか?
デジタルデータに残し、共感されることが価値なのか?
物のない時代、ものが足りない国にしてみると、なんとも贅沢な物という存在。
個人売買が盛んな時代は、まあ安易に買っては安易に売る。。
でもなんかそういう世界にはなってほしくないな。
そんな安易な物が溢れる世界ではなくエシカルファッションとか、ひとつひとつのモノの有難さとか、ちゃんと感じながら生きていく人が増えればと。
そこでモノを生み出すものとして、私が提唱する最高にカッコいいファッションを発表させていただきます。
あらためて「世界にひとつ」です。
これが流行るというか、当たり前に存在するような世の中になって欲しいのですが、なかなか難しいと思われる。
何故なら、世界にひとつを発信できる人は絶対的に少ないから。
開拓者、先駆者的な人が少ない。
コピー、カバー、テンプレート、真似ごとはいろんな分野でたくさんある。
でも生み出す人は僅かです。
だから貴重なんです「世界にひとつ」。
でもなぜ絶対的に少ないのか。
購入する人にはすごく魅力的なはずなのに。
きっとそれは「世界にひとつ」は一般的なビジネスからかけ離れた位置に存在するからでしょう。
・大量生産できない
・外注できない
・AIに任せられない
・アイデアを常に生み出し続けなければならない
・ビジネスの拡大が難しい
だってインナーの見えないところまで、焼きペンでデザインを描いていたり、
決して同じじゃなく糸の色や革の色を変化させて、わざわざ右脳を悩ます面倒な「世界にひとつ」を表現するのって
やりたがる人いますか?
「そうです!私がやりたがる変なおじさんです。」
だって「世界にひとつ」でしかできない良さがあります。
・毎回完成時に幸せな気分になる
・同じモデルのものを制作しても感動がある
・お客様に驚きと感動を与えることができる
・商品ではなく作品として大切にしていただける(はず?)
・AIに仕事をとられない
・そのうち作品集を出版できる
「世界にひとつ」どうですか?
こういった作家さんがたくさんいたら世の中は楽しくないですか?
「世界にひとつ」を求める人が多ければ多くなるほど、そういった世の中になるのだと思います。
誰かと一緒とかやっぱりつまらないし、ダサいし、弱いし、皆に合うものが自分に合うとも限らないし。
日本人は一色単になるように教育されてきたと言われるけれど、
やっぱり自分がはみ出ることはもちろん、他人がはみ出ることさえも神経質に感じる人が事実多いんです。
いいじゃないですか。はみ出しまくってる、その辺じゃみかけない革財布くんが言ってますよ。
「はみ出してなんぼ」
これからはもっともっとはみ出して輝ける時代なんです。
人と違うことを恐れるんじゃなくて、違うことを楽しめるような時代になってほしい。
「みんな違ってみんないい」をもっと本気で感じて欲しい。
「世界にひとつ」を大切にするかたたちと繋がっていきたい。
そして私は手間を惜しまず、「世界にひとつ」の革製品を発信し続けます。
そしてあなたは他人とは違う革製品を手にして、思い切り自分らしさを世界中に発信してください。
「きっとあなたと世界はもっと広く、そしてもっともっと近くに感じることでしょう。by スティーブウタカ 」
そして最後になりましたが、こちらスティーブウタカも使用中のRHODIAカバーです。
背面にメモやお札が入るポケットがついて使い勝手が良いですよ。
現在トラベラーズノートカバーも開発中です。
リリースできるように頑張ります。
今回のブログでご紹介したアイテムたちをリリースしました。
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