革床、コブラ革をインレイした大容量長財布

 

今年もあと半月となりました。

体調もやっと回復に向かい、

ラストスパート全速力で駆け抜けます!

 

今回製作したのはKING OF LEATHERブランド最初に開発した

長財布「The Lion’s Back Wallet(ザ ライオンズ バック ウォレット)」です。

 

糸カラー変更はキャメル

直径24ミリのイギリスコンチョです。

お財布を開いたところにシャンパンゴールドカラーの

コブラ革をインレイしています。

 

このインレイはお財布を閉じた際に

チラリズム効果で魅了します。

 

インレイに使用できる革はエイ革やダイヤモンドパイソン、

その他にもご相談いただければ、各革にご対応することも可能です。

是非ご要望をお聞かせください。

 

大容量長財布
使いやすい財布

 

以前革床(革の裏側)をインレイして欲しいとのご要望をいただいた

ことがございます。

 

一風変わった感じで、かなり味のある作品に仕上がりました。

 

革床インレイ

 

革床というのはまだまだ可能性がある素材だと思っています。

革を仕入れる際、半裁という背中から割った

牛の半分の状態の革を購入するのですが、

もともと5~6ミリほどある厚みの革を

部分的に薄く漉いてもらいます。

 

その時に漉いた3ミリほどの革床は

試作などに使用しているのですが、

漉いた革とはいえ、厚みがあるとかなり丈夫です。

 

手触りも本来の革の吟面(表面)とは違った風合いが

すごく良いです。

 

ちょっと研究をして、

この革床を使用した作品をいずれ発表したいと考えています。

 

 

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