革製品のサブスク(定額制)について考えてみた

鉄染めクラッチトートバッグ

ウォーキングデッドの最終シーズンがネットフリックスに登場しました。
2010年から続いてきたシリーズが遂に11で完結するみたい。


出演者もだいぶ年とったのに、実に渋くかっこいい。
10年エイジングを遂げた革製品を彷彿とさせるキャストばかり。


数日前のニュースで撮影中に、ノーマン・リーダスが脳しんとうで死にかけたらしいが、どんなシーンを撮影しているのかっ!?
今シーズンで遂に最終回。


だらだら続くのもどうかと思うけど・・・
長寿シリーズが終わるってさみしい。。


一気にみれるのもサブスク様様。


昔は夫婦で「24」にはまっていたとき、レンタルビデオ屋によく自転車で通いました。
返却しては、次を借りて、つづきが気になって我慢できなくなって夜中にまた借りに行ったりw
さらにはつづきが借りられてて、レンタルビデオ屋で時間潰して返却を待っていたときもありました。


そんな時代に比べるとサブスク時代はストレスフリーですね。
ただ無駄な余白に思い出や不意な出会いがあるんですが。。


そんなサブスクはいろんなジャンルでどんどん増えていますね。


革製品にももちろんあって、月額いくらでバッグを借り放題。
一般の人からバッグを預かって、それを他の人に貸すみたいな。


昔は個人が所有してタンスに保管していたバッグが、常に世の中の人に出回って使われている状態になったともいえる。


所有する前に、試したいという需要もあるだろうし、ひとつに拘らないというスタイルもある。
本当に気に入れば、実際買うという選択をとる人もいるみたい。
まあ同じ型と色があるという前提の話だが。


それなりに需要があるのも理解できる。
良いものを無駄なく使いまわす精神は素敵なことだ。


ただギターのサブスクとかもあるみたいだけど、
ギター弾きの私からいわせると、やはり「所有」したい。。
レンタル中のギターなんか愛せない。

モノに執着しない人は、モノをモノとしかみない人なのか?

ギターはモノではない、友だ。

もちろんわたしにとっては革財布も友。

サブスクでは満たせないものもやはりある。

やはりサブスクにはなり得ないそんなコンテンツがあると感じた。




それでは今回リリース分の品をご紹介



まずは鉄染めのクラッチトートバッグ
極厚3ミリのコシがしっかりした革ならではのバッグ。


マジでいざってときは盾になるコシの強さ。


鉄媒染色で独特なグレーカラーに染めました。
染めたというか革のタンニンとの化学変化が起こした色合いなんです。
鉄染めというのは真っ黒から薄いグレーまで、いろいろな色見を出せます。


このバッグのようなグレーを染料で染めた場合は、すぐに色落ちしてしまいますが、
鉄媒染色の場合は色落ちの概念はないので、地肌との変化と合わせて楽しめるのが特徴です。



鉄染めクラッチトートバッグ

鉄染めクラッチトートバッグ



孔雀ウォレットの昭和ビンテージモデルです。


昭和インテリアスタイルという本で刺激を受けて制作した一品なんです。
古き良きビンテージ感とカラーのあわせかたが独特な印象に仕上がりました。



個性的孔雀ウォレット



ゴールド染色にこだわる男。
真鍮のような渋い光り具合が表現できました。


金具を使わない仕様となっていますが、
使用していくうちに、どんどん馴染んで使いやすくなっていきます。

ゴールドスリムウォレット

ゴールド染色革財布



オレンジがおいしそうな丸財布。
ワックスレザーのオレンジがフルーティで丸型財布に仕立てたら、非常にかわいい仕上がりになりました。


外見とはまた違い、内装は独特な革の組み合わせでモダンな印象がまたおしゃれに。


オレンジ丸型革財布



新たな染色表現で魅せたブルーカラーがモダンな折財布に仕上がりました。
ブレのない同系色ツートンの洗練さが特徴です。

ブルーグリーン折財布
ブルーグリーンヌメ革財布

ブルーレザー折財布



スクラッチレザーのグレーがモダンなシステム手帳。
個性際立つベルトで華やかさを演出。
内装もドイツの最高級ゴールドバインダーを使用しています。
ゴールドバインダーとあわせたゴールド染色も魅力的。

スクラッチレザー個性的ヌメ革システム手帳



赤とシルバーを絶妙に併せ持った独創的な色合いが魅力の一品。
B5リフィルラウンドファスナー手帳ノートカバーです。


あえて内装はシンプルにして、ポケットつきリフィルなどでアレンジしてもらうスケルトン設計です。

赤いB5リフィルラウンドファスナー手帳ノートカバー

B5リフィルランドファスナー手帳カバー



No.11専用のRHODIAケースです。
油絵風におしゃれに仕上げたものと、もうひとつは意外にも初のヒョウ柄です。
ポップで明るく生きていきましょう!


RHODIAメモ帳レザーケースヒョウ柄油絵風

RHODIAメモ帳レザーケースヒョウ柄油絵風



予想以上に人気のボロタイネックレスです。
過去に私がつくってから人気が出て、それから時代が経過し、いつからかあまり目にしなくなりましたね。
ボロタイは流行に左右されない伝統のあるネックレスだと思います。


流行に乗らないものこそ、身に着けどき。


ロングボロタイネックレス



季節らしかぬ柿を3つとってきました。
柿にしては色が悪いのがありますが、実はコインケースだから渋くてもいいんです。
アクセサリーや薬入れてる人もいます。
ピックケースとかでもいいし。


使用用途が豊富なのでプレゼントにも向いていますね。

巾着型柿風小銭入れ



パッチワークで仕上げたトレイです。
デスク周りにあわせてペンケースなどにいかがですか?
部屋が明るくなりますよ。


端切れで制作したのですが、当ブランドの端切れならではの色合いなんです。
うちでしかつくれないパッチワークってやつですね。


パッチワークペン入れトレイ



カード入れもしくはコイン入として使えるポケットがついた、パスケースです。
取り外し可能なロープもついて、非常に万能なやつなんです。


鉄染め下地に色を散らしたこだわりの一品。


もうひとつは海に反射する月を表現した一品。


どちらもすごくおしゃれな仕上がりとなりました。


個性的レザーパスケース

ネジを周して外すナスカンも独特なデザインでかっこいいですよ。


個性的レザーパスケース



ご紹介したものはショップにて1点もの販売中。


■KING OF LEATHER Store
https://kingofleather.jp/special/