iphone革ケースへ完成への道!

 

以前からお問い合わせの多かったiphoneケース。

携帯電話が衰退し、世の中もスマートフォンユーザーが増えてきました。

そんなスマートフォンのケースですが、様々な素材ものが発売されていますね。

そんな中、当ブランドでは未だスマートフォンケースをリリースできていません。

なぜなら、私自身スマートフォンにしたのが遅かったからです(笑)

 

この手のケースの制作をするにあたって必要なことは

デザインよりもまずは使い勝手だと思っております。

なので、まずやっと手にしたiphoneを数ヶ月使用して、

ケースに必要なノウハウを学びました。

 

操作性や耐久性、そしてデザイン。

これがなかなかうまくいかないというか、 まったく良い発想が出ないまま数ヶ月が過ぎていました。。

一時は制作を断念するところまで気持ちは落ちていましたが、

発想というのはいつしか出るものですね!

デザイン際でたらはやいものです!!

 

早速試作品を制作しました。

革でのiphoneケース制作にあたって難しい点は多々ありました。

まず他の材質よりもフィット感を出すのが難しいことです。

革は柔軟なところが良いのですが、こういったケースではそれがデメリットになりえます。

 

 

巷にあるiphoneの革ケースで多いのがプラスティックなどのiphoneケースに

ただ薄い革を張り合わせているだけのものがあります。

確かにフィット感はありますが、これでは私が望む革ケースではないのです。

 

「革のみで作る」 これこそが革職人の真髄!などと勝手に思い込み、

ただでさえ制限されたルールにさらに狭いルールの中で

発想しなければならないのでした。

 

iphoneケース制作は所謂ルールで縛られた世界です。

あらゆるボタンや画面に束縛され、自由を求めた15の夜さえ思い返されます。

そんな私は遂に校舎の窓ガラスを割りました! 割った破片はこちらです。

 

iphone革ケース

 

なかなかのフィット感です。

しかし画面のくり貫きデザインには非常に泣かされました。

初めは前面部のカメラとスピーカー部分は革で被う予定でした。

しかし!環境光センサーがここにはあるのです。

その環境光センサーがどんなに綺麗に穴を開けても 革の陰で若干暗闇にいるという風に認知してしまい、

画面の光が暗くなってしまうのです。

 

くり貫きを拡げていったら、結局このサイズでした。。

そこですべてのデザインを組み立てなおすハメに・・・

発想が出ても、いざ制作したら思ったようにいかないところがiphoneケースの非常に難しいところ。

 

iphone革ケース

 

ケースにiphoneを入れてベルトで留めるという発想が出たとき すべてが動きだしました。

この仕組みがKING OF LEATHERiphoneケースのひとつの肝であります!

自然には絶対取れません。 こちらは検証済みです♪

 

iphone革ケース立体ボタン

 

充電器をさしながらなんてことは多いので、 完全にあけました。

尚、こちらにはスピーカーもありますので、 合わせてあける仕様にしました。

そしてセンターボタン!

私がiphoneを購入してすぐに思ったのが、凹んだボタンの押しづらさです。

きっと凹ませたのは引っかかって故障しないようにとか、いろいろあるのでしょうが、

革でちょっと細工をして盛り上がりボタンにしました!

 

これがKING OF LEATHERのiphoneケースの第二の肝ですね♪

いや~自画自賛で押しやすいです! これも検証済み!

 

iphone(アイフォン)

 

他のコントロールボタンは思い切って全部くり貫きました。

シンプルにこれが良い!このあたりはどうしてもいじる部分なので・・

またこのiphone革ケースの良いところは縫い目の部分のコバにあります。

一見大きくなってしまったデザインは衝撃に強いのです!

多少ぶつかってもまずはこの縫い目のコバ部分が衝撃を吸収して

本体を守ってくれるでしょう。(検証なしw)

 

iphone革ケース

 

後ろにはさりげなくKING OF LEATHERロゴが入っています。

カメラ部分はしずくのように切り抜きました。

こちらのカメラ部分はプラスティックなどのケースではフラッシュが反射して

おかしい写真になるなどの問題もあるようです。

革は反射しないのでこちらも革ケースのメリットだと思います!

 

そんなこんなでとりあえず試作品になりますが、

これをしばらく使用してみていろいろと検証してみます。

問題がなくなったら、発売させていただきたく思います!

毎日持つiphoneですので、また革のエイジングも非常に楽しみなところです。

星の数ほどあるiphoneケースですが、それぞれにメリットデメリットがあると思います。

やはりどんぴしゃフィット感など、革にもデメリットがあると思いますが、

どうしても革でしか味わえないこともあります。

そんな革好きな方!どうぞご期待ください!

 

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