アンティーク雑貨・ビンテージギター風、革染色。準新作コインケースと魔女の一撃。

錆びたアンティーク染色丸い革財布

魔女にやられたKING OF LEATHER宇高です。

毎週台風ばかりで大変。
娘の運動会もやっと無事終わりました。

毎年恒例の保護者の玉入れにも毎度のごとく参加しました。
何年もやっているのに一向に上達しません。。

ちょっと玉が軽すぎるので、うまい距離で投げれません。
なので、高校のときバスケットボール部だった頃を思い出し、シュートのフォームでやってみました。

手に5個ほど球を持ち、高くジャンプして、腕を高く伸ばし。

「シュート!!!!」

「ボキキィイイイイッツ!!!!!!」

背中に魔女の一撃が・・・・。

その場で座ったまま、痛みで立ち上がれない。。。
ちょうど終了の笛とともに皆座りだす。。

「あぶねー。よかった。ひとりで座り込んでいたら完全におかしい状況だし・・・。。」

「痛みは少しづつおさまってきたが、・・・立ち上がれるのか、俺・・??」

「玉の数なんてどうでもいい。とにかくゆっくり、ゆっくり数えてくれ。」

数え終わったようで、立ち上がるその時がきてしまった・・・。

ここは人生で数回しか使うことのない最強の気合いで・・・。

「ぬおぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!!!!」

あれ?立てた・・・・・・。ちょっと痛いがね・・・。。。

久しぶりに焦った。。。。
玉入れでタンカー呼んだら、超有名人になってまう。。

百歩譲って親子リレーならまだしも、保護者限定の玉入れでタンカーは救いようがない・・・。

しばらくどんよりした痛みを感じながら、ふと思い出した。
そうだこの魔女、、、昨年もまったく同様の手口で背中に一撃を食らったんだった。

魔女、恐るべし。
俺、学ばない。
皆、油断すべからず。

ということで、ここで一句。

「革職人、指は強いが、背筋弱い」

運動会はさておき

今回は準新作がございます。
新作ではなく準です。

ご説明します。

まずは以前からあるこちらのコインケース。
フラップ部分が富士山になっているので、富士山コインケースと名付けたものです。

レザーコインケース

そしてこちらは富士山と太陽が重なったコインケースです。

レザーコインケース

そして富士山も太陽もなくなったこちらが準新作です。

レザーコインケース

準新作は何もなくなったので、ゼロという名のコインケースになりました。
こちらは一見内側に金具ホックがあるようなつくりに見えますが、金具はまったく使っていません。

「じゃあどうなってるの?」というと、動画で一目瞭然です。

そうなんです。こうなってます。

The Peafowl WalletThe Parallelworld Walletでお馴染みですが、革ホックは使い勝手がすごく良いですよ。(当ブランドオリジナルです。)

The Zero Coin Case

ブルーグリーンワンショルダーバッグ

ブルーグリーンワンショルダーバッグ

ブルーグリーンに染め上げたワンショルダーバッグです。
エルバマットで制作する機会が多いですが、今回はヌメ革を染め上げてつくりました。
奥深くて良い雰囲気です。

無垢のビンテージギターの色合いを革で表現してみました。
くすんだ肌色といいましょうか、この色合いを出すのに苦労しました。

木には木目として個々に表情がありますが、革にもあります。
軽く染色を施していくと、革の革目が浮き彫りになってきます。
まさに今回はそんな革目を狙った染色になりました。

ホワイトの鉄錆びをイメージして染色した丸いお財布です。
アンティーク風な家具とか雑貨はありますが、革はまだまだ少ないですよね。

木工家具だとちょっと傷つけたり削ったりしてアンティーク感を出しますが、
革の場合、あまりそういった加工をすると耐久性の面にもろに影響が出てしまいます。
なので、染色の腕の見せ所なんですね。

こういった染色は染色を通り越して絵ですね。
絵を描いているような気分でやってました。
2度と再現できない部類のお財布です。

丸いお財布に続きまして、丸いキーケースも制作しました。

青金、水色、黒銀と新たな色合いにチャレンジした作品たちです。
ビンテージのギターにインスピレーションされて染色しました。
とても独特な他にはない色あいに仕上がったと思います。

これらのリリース商品は下記より販売しております。
どの商品も1点限り売り切れ御免。
是非、モノとの一期一会の出会いを大切に、儚い人生を共に歩んでくださいね。

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